小型車


目をつけたのが新しい規定となった小型車である。
1919年にできた「自動車取締法」による小型自動車は、
運転免許がなくとも乗れる特典があり、主としてオート三輪車を対象としていた。

これが1930年にエンジン排気量500cc以下、全長2.8m以下、全幅1.2m以下、
全高L8m以下に改訂されることになり、
新しいジャンルの自動車が生まれる余地がつくられたのである。