大赤字


中古車を扱うリース企業も増えてきた。
大型車両であるトラックの需要もあるという。
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のちに日産となる第一歩も最初は苦しい道のりだった。
自動車産業という未来的な分野に鳴りもの入りで進出してみたものの、
実用自動車は大赤字を抱えて苦しい経営に終始し、
次第に久保田鉄工の下請け仕事が中心になった。

苦境を打開するために計画されたのが、
快進社力敬組して「ダット自動車商会」となってた橋本増治郎の会社との合併だった。

仲介したのは陸軍の能村中将だった。
資本と生産備のある実用自動車には軍用トラックをつくる技術力がなかったし、
橋本のところは軍トラックはつくったものの、
それを製造するための資金と設備がなかったのである。